ゆっくり戻るよ!

24話「腹の中」

セリム・ブラットレイ「国のために一生懸命働き、家庭も大事にしているお父さんを尊敬しています。」

(´・ω・`)視聴二周目だから分かるけど、完全に人間を見下したホムンクルスが、国民全員エネルギーに変換する予定の国家のために献身的に働く同僚のことを尊敬しているといい、偽りの家庭の時間を持つ同僚を尊敬しているという皮肉がたまらん。

色々と相手の正体がわかった状態で聞くと、シュールな読書感想文だった。



(´・ω・`)今回のお話さんは捕まえたホムンクルスであるブラトニーが空間ごと食べてしまう能力によって、主人公達を苦しめるお話さんだね。

この状況に陥るまでは、リンがシン国に持ち帰る、エルリック兄弟が元の身体を手に入れるために使う、大佐が情報を聞きだして国の上層部がどうなっているのかを確認するなどで言い争っていたけど、肉を切らせて大復活ができるホムンクルスを捕縛するのって非常に困難だよね。

諜報部もホムンクルスサイドだから、普通に居場所が簡単に判明して、エンヴィーが着ちゃうし。


(´・ω・`)でも、マスタング大佐は人柱候補、エドワート兄弟は人柱だから両方とも殺す訳には行かないと思って命掛けの行動しているエンヴィーの行動が以外だったかな。人間を見下していても、創造主には忠誠を誓っているっぽいしね。

その証拠にプラトニーがうっかりリンごとエドワードを食べてしまう射線軸にいたから、エンヴイーが人柱が損失する事を恐れて、錬金術の使えないホムンクルスじゃ絶対に逃げ出せない異空間へと行く展開だから、創造主には忠実なんだなーと思うと微笑ましいや。


(´・ω・`)・・・後半の展開もいいなぁ。マスタング大佐がラストとの戦いで負った負傷で、まともに戦えないから早々に戦線を離脱し、軍上層部で頼れそうな上官を頼ろうとして、その上官どころかセントラルの軍上層部全てがホムンクルスサイドだと理解して驚愕するシーンが素晴らしくてゆっくりできるね!

なにせ、頼りになりそうな中将は、部下のために命をかけ、その情熱によって中将になったという経緯の持ち主なのに、そんな人物が敵側だと知らされたマスタング大佐がたまらないや。

(´・ω・`)いい話だなぁ。この中将も若い頃は、その経緯通りの人物だったんだろうけど、昇進して年老いる内に不老不死という餌で釣られるなんてたまらないね!

不老不死を求める俗物に成り下がるなんて最高の展開さんだよ!物語終了後にリンがシンの皇帝になって賢帝っぽい感じの話になってたけど、リンも年老いたら、この中将のように不老不死を求めるのかな?つまらない意地のために死ぬのかな?なんかパルメはそこらへんが気になってワクワクするんだ。

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