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ニルスのふしぎな旅  映画 1982年 SS評価 2011/12/29


アニメーション ☆☆☆(古いけど、よく動くアニメーションさんはゆっくりできるよ!)

ストーリー ☆☆☆☆(童話のテンプレみたいなお話さんだけど、教訓とか練られているから楽しいね!)

キャラクター ☆☆☆☆(ひゃぁっ!たまんねぇっ!昔懐かしいキャラクターさん臭がするから懐かしいのぜ!)

エンターティメント  ☆☆☆☆☆(でも、テンプレさんだから、物凄く面白いという訳ではないんだ。パルメみたいなキチガイみたいに色んな作品見ている人間さんだと、これもテンプレになっちゃう。)


(´・ω・`)この作品さんは、近代ヨーロッパっぽい時代の辺境の農村に住む男の子が、勉強も大嫌いで動物を虐待するのが大好きという見ている側が不快になる無邪気なキャラクターだったんだけど、

ある日、偶然発見した妖精さんを苛めて遊ぼうとしたら・・・魔法で自身が小人へと変えられ、動物の言葉を理解できるようになった状態で、家畜達に苛め返されて殺されそうとになった所を逃げ出し、ガンの群れとともに壮大な旅をする冒険ファンタジー作品さんだよ!

ちなみに、序盤のストーリさんは具体的にはこんな感じかな。


ニルス「ゆふふふっ!面白い妖精さんを見つけたよ!金貨もだせるし、面白いからしばらくは妖精さんで遊・・・どぼじで自分が小人になっているのおおお!?!?!?!?!」

妖精さんを捕まえた少年は小人に姿を変えられてしまったっ・・・!人間から畜生以下の存在に格下げであるっ・・・!だって、そうしないと妖精さんは甚振り殺されてるのは必至という状況だったからっ・・・!

ニルス「動物の声がで聞こえるよ!天才でごめんねっ!」

家畜A「ゆっ?ニルスが小さくなっているのぜ!・・・虐待して苦しめて苦しめて殺してやるのぜえええ!!!!今まで人間さんのせいで溜めた恨みを晴らしてやるのぜええ!!!」

家畜「「「「ゆっくりできない人間さんは苛め殺してあげるよ!感謝して血ヘドを吐いて涙を流してくれてもいいよ!」」」」」

ニルス「ゆんやあああああ!!!!!童話の世界ざんなのにどぼじでごんなどころだけがリアルなのがわがらないいいいいいい!!!!!」


今まで存在そのものを見下していた家畜達から追い回されるニルス!そこから始まった逃亡劇は面白可笑しい不思議な冒険へと姿を変えたのだった!というのがだいたいのストーリーだよ!家畜が人間をぶち殺そうとするくらいに恨んでいるところがリアルだね!まぁ、恨んでなくても小さい人間さんなんて遊び殺す対象にしかならないや。


@旅の中、ガンの群れを率いる人格者なアッカ隊長が格好いい。 

(´・ω・`)こういった状況から、ガンの群れを率いるリーダーであるアッカ隊長と、親友となるガチョウのモルテン、ペットのネズミのキャロットとともに空を飛んで旅をするんだ。

旅をしていく中、何度も何度も命の危険に晒されて、主人公は命の尊さを学び、旅をする前は苛め殺しても平然だった無邪気さに異常なくらいの動物愛護精神が養われ、動物も自分達と同じように泣いて笑って生きているだと理解し、人格者なアッカ隊長達との最後の会話をして別れるとか・・・感動ずるじかないよおおおお!!!!

ゆひいいいい!!!ゆっくりできるううう!!!!畜生の世界で何の役にも立たない道徳精神を持っているアッカ隊長が凄いよおおお!!!!パルメなら群れを統率する方法の一つとして村八分政策さんを採用して、少数派を多数派が苛めて群れを安定させる政策を採用しちゃうだけに、全く違う種族の鳥や、小さな人間さんも群れに受け入れて旅をするなんて・・・あれ?冷徹な判断ができないだけのリーダーさんの気がしたや。

なんだろう。パルメがひねくれているせいか、どんどんアッカ隊長への評価が下落していくや。主人公を守るために狐達を相手に戦うなんて危険な真似を群れを巻き込んでやっているから、あんまりリーダーとして評価できないや。


A童話の教訓が楽しい

 (´・ω・`)作中で親友となったガチョウを殺す事そのものが魔法を解く条件だという話があるんだ。

でも、主人公はそれを受け入れず、親友を殺すくらいならこのまま小さくてもいい、一生ガンの群れと旅をするんだって覚悟を決めるんだけど・・・これって童話でいう道徳心を試す試練さんなんだよね。

もし、ここで親友を殺してでも人間に戻るという道を選択していたら、一生小人のままな上に、ガンの群れや親友からも見放され無様な最期を遂げると思うとワクワクする悪魔の選択さんだったよ!


B動物と人間との共存という深いテーマに斜め上方向で感動した。
 
(´・ω・`)この作品さんにパルメは感動したよっ・・・!人間と動物がお互いに共存して分かり合うには・・・人間が畜生以下の存在にならないと理解できないという難易度の高さに感動したよ!

無邪気で動物も苛めるイライラする少年が、ウザイと思うくらいに動物愛護に目覚めるという斜め上方向に成長する様がたまらんなぁっ!

たぶん、村の社会から排斥されるレベルでの傲慢な価値観なだけに、この少年の未来は暗黒に包まれているようで大変だね!家が貧乏なのに、家畜すら殺すのを躊躇う時点で終了しちゃっているよ!


(´・ω・`)パルメは自然環境さんを守るという事に同意するけど、それを実際にやろうと思ったら・・・人間さんの意識改革じゃなくて、冷徹な虐殺者にならないと無理だなーと思えるくらいに人間の欲望さんが強大だと思うんだ。

自然環境を守るために人間をぶっ殺す道を選択するか、人間を選んで自然環境ぶっ壊すかの2択なだけに・・・パルメだと、動物と分かり合えても、人間を選んで、自然環境ぶっ壊すという道を選択しそうで困ったね。

その代わり、将来生まれてくる人間さんの未来が真っ暗になるけど・・・まぁ、死んだ後の話なんてどうでもいいや!

でも、生きていくためには自分で食糧を調達しないといけない厳しさが描けているから、そこらへんはゆっくりできる作品さんだね!

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