ゆっくり戻るよ! サ行に戻るよ! 

スターウォーズ/クローンウォーズシーズン3 1クール  1-11話 2011年 


アニメーション ☆☆☆☆☆

ストーリー ☆☆☆☆

キャラクター☆☆☆☆

エンターティメント☆☆☆☆☆☆☆☆

共和国と分離主義者勢力との大規模な戦闘が多かったシーズン2と比較すると、戦争の裏側や戦争を続ける事による物資不足・財政難・腐敗に焦点を当てている話が多いですね。

どの勢力も戦争を利用しようとする第三者や身内によって、戦争そのものが利権にされ、金を稼ぐためのイベントになっているという皮肉がいいけど・・・うーん、どうでもいいような話が混ざっているから、好きになれないかな。アソーカの予知夢や6話の王立アカデミーは微妙だったよ!

でも、第11話 平和を求めてで借金漬けにされちゃう共和国も面白いなーと思ったよ!無茶苦茶な金利で貸し付けられるとか末期だね!


第一話 トルーパーへの道

クローン兵が訓練を受けて戦場へと出荷する過程で、おちこぼれの分隊が出てしまう話だね!一人は単独行動して命令違反、二人はお互いに命令して行動できない、一人は弱気・・・あとはわからないけど、クローン兵の訓練ってお金がかかりそうだなーと思った。

だって、敵として相手するドロイトを用意して、この訓練を全て終了させないといけないから、物凄く金がかかると思うんだ。

逆に大量生産のドロイトは訓練せずに戦わせる事が可能な上に、クローン兵よりも生産効率がいいとか本当に洒落にならない。

軍隊って、死ねと言われれば即座に死なないといけないように理不尽な命令がたくさん出る環境だから、完全に使い捨てにできるドロイトの方が兵士として優秀だと思う。

クローン兵は死を恐れるし、精神と肉体を鍛えないと戦場に出せないとか欠陥品だね!・・・それでも、お互いに大激戦を繰り広げられるってのが逆に不思議に思えてきた。

今回の話で、一生懸命頑張っているクローン兵達は素晴らしいと思うけど、ここまで必死にやっても、戦場だとあっさり死ぬんだなーと思うと、もっとドロイト兵を共和国も増やした方がいいと思うね!訓練にドロイトを使っているという事は、共和国もやろうと思えば、それなりにドロイトを大量生産して運用できるって事ですし。

話そのものは、心温まるストーリーだけど、無人兵器が発達しまくっている世界観だと思うと微妙に思えてきた。


第二話 誇り高き兵士たち

・・・うん、ドロイトが共和国で運用されない理由がよくわかるお話さんだったね。クローン兵を大量に教育する施設がある星を、分離主義者が奇襲攻撃をかける話だけど・・・ドロイドを少数しか送り込めないから、各所で分断されたり、少数の兵力で足止めされたり撃破されたりと、ドロイトが柔軟に迅速に行動できないから弱いんだね。

でも、壁をぶち破って、ドロイトを送り込むシーンが格好良かったよ!ドリルで突き破り、中に格納しているドロイトを大量に送り込むシーンが熱いね!

各所から大量のドロイト兵が基地に流れ込むとか・・・ゆっくりとしか行動できないから、クローン兵に追い詰められて敗北したけど、本当に格好良かったよ!

久しぶりに暗殺者のオバサンも出てきて熱い展開だね!雑用係のお爺さんが、仲間のために死ぬ気で行動し、役に立って本当に死ぬってのもいい話だった。

グリーバス将軍も・・・身体を変形させて、ありとあらゆる地形や変則的な行動で戦うところもいいね!腕を回転させてライトセーバーを運用したりとか、橋の下に取り付いて・・・乗っている場所そのものを海に落とすとか本当に熱かったよ!


第3話 補給線をつなげ

ライロス「補給物資がないと戦えないよ!早く物資を投下してね!すぐでいいよ!」

ドロイド「疲れ知らずでごめんねー。じわじわと皆殺しにしてあげるからわかってねー。」

「戦場ってのは絶望的だね。話だけ見ていると、星ひとつの戦局なのに、少数の戦いしか描いていないから、どれだけ絶望的な状況かわかんないや。」

分離主義者の大軍によって孤立した星ライロスに援助物質を届けるために、中立の君主カトゥーンコ王を説得しようとベイル・オーガナ議員とジャー・ジャー・ビンクス代議員を送るお話だね!

ライロスでは、どんどん絶望的になっていく状況でクローン兵やジェダイが死んでいくけど、ライロスの人々が少しでも長く戦えるように援助物資を投下するところが・・・本当に悲惨だった。

ジェダイ・マスター・アイマ=ガン・ダイは、将来に希望を感じながら死亡したけど、戦局そのものが絶望的な気がするから悲惨だね。

でも、今回の話は、ジャー・ジャー・ビンクス代議員が面白かったよ!船を次々と出港させている事を通商連合に知られないように宴会芸をするところが微笑ましいね!

皆の前で料理を次々と地面に落とし、食器を使った大道芸をやるとか・・・本当に必死すぎて笑えてきた。仲間のために精一杯頑張って時間を稼ぎをするシーンってのがシュールで面白いですね。


第4話 惑星封鎖を解き放て

通商連合「すぐに借金を払うか、分離主義者の陣営に参加するか決めてね!そうしないと惑星の封鎖をとけないよ!」

パントラ「ゆっ?不当だよ!国民が餓えるからやめてね!・・・どぼじで国王の娘を誘拐ずるのおおお!!?!」

「それぞれの場所にある人質を救出する話だけど・・・ジャバ・ザ・ハットが意外と公平な人物だという所が驚いたよ。」

激しい戦闘とかほとんどないから救出物だから・・・うん、ジャバ・ザ・ハットが久しぶりに登場するなーってという所しか面白くないや。

通商連合のお偉いさんも、あっさりと罪を認めてスケープゴート用意して切り捨てる大人の判断をしてしますし、地味なお話さんだね。


第5話 星を蝕むもの

マンダロアの役人「戦争で物資が足りなくて大変だね!・・・ゆっ?この製品を使えば、お茶を大量生産できて、格安で済むんだね!」

ムーガンの密輸業者「毒とか混入してないし、美味しいし、安いし、最高の商品だよ!」

子供達「「「「これ!毒入ってるうううう!!!!!ゆああああ!!!!」」」」」

「最初は分離主義者同盟からの破壊工作だと思っていたけど、ひたすら大量に安い商品を現地で生産して、現地の学校に売りまくるっていう点から見るに、本当に腐敗していただけっぽいね。」

戦争が激化するせいで足りない物資が出て、その物資を補う手段が・・・密輸業者と政府の腐敗役人の癒着だったっていうお話さんだね。

本当に金儲けのためだけに子供達が大量に毒を摂取して、病院に運ばれる大事態になったけど、学校の校長も、警備隊も、税関も少なくともこれだけの組織が癒着しているから洒落にならないね!

どこもかしも、お金を儲けるために格安商品を受け入れて大被害を招くところがリアルだよ!

(´・ω・`)・・・毒と理解して、ばら撒いたんだと思うとすごいね。中国でも似たような事件が大量に発生しただけに、物資が不足している戦時中にありえそうな話だから面白かったよ。


第6話 王立アカデミー

マンダロアの首相「闇市の利益は美味しいね!国民も食えていけるし最高の経済システムだよ!・・・ゆっ?学生に不正がばれた?国家反逆罪で制裁だよ!」

「一番上が腐っているっていうのは洒落にならないレベルで致命的だと思うけど、闇市がなかったら、国民が食っていけないのも真理のような気がする。」

今回は、マンダロアの将来を担う学生達の先生にアソーカがなる話だね!国家は監視しないと腐敗するっていう事を教えた結果、行動力がありすぎる学生達が不正の証拠をゲットしてしまうお話だけど・・・マンダロアってトップから既に腐っているのが致命的な気がするね・・・前回もそうだったけど、汚職に手を染めている人間が多すぎて大変だと思うんだ。

(´・ω・`)見事ならくらいにマンダロアの首相は国家権力を悪用して、邪魔者も排除しているけど、悪事を力技で解決させられちゃう所がすごいですよね。

アソーカの行動を見破って、罠を作ったのに、それを強引に破られるって想像すらもしてなかったでしょうし、この作品にでてくるジェダイは本当にチートだと思ったよ!

包囲されていようが、圧倒的な身体能力で全てを回避し、一気に形勢逆転できるから、ジェダイは本当にチートだね!・・・でも、話としては微妙だったと思う。


第7話 悪夢の暗殺者

アソーカ「暗殺を予知したわ!・・・ついでに暗殺者の依頼人もわかったわ!」

ズィロ・ザ・ハット「わがらないよおお!!!刑期が延びちゃったじゃないのううう!!!」

「アソーカがチートキャラになっているね。でも、具体的な未来が見えないから、それに振り回される気がする。」

今回の話は、アソーカが余地夢できるようになったから、暗殺の標的にされているパドメを守ろうと警戒する話だね!・・・暗殺の会場がわかっても、あっさりと狙撃できる距離まで接近されて、実際に狙撃されるから、本当にぎりぎりな戦いでした。

(´・ω・`)ロボットを身代わりにして、演説していたけど、オーラ・シングはどうしてパドメが私室にいるって事がわかったのか不思議だね。真っ直ぐ、パドメの居る部屋がいる方向に行った事から考えると、パドメの護衛達に裏切り者が確実に居ると思うんだ。

あと、オーラ・シングが「仕事をしないと食べていけないのさ!」っていう発言してたけど、あの世界って、危険な傭兵とかやらないと金を稼げないのか気になってくるね。単純に人種差別とかがあって、ああいう職業に就かないといけないのか気になってきたぞ!

個人的にはズィロが誘導尋問されて自爆しているところが可愛らしいと思った!外見はウニュウニュしてキモイけど、アホな所が本当に可愛いね!


第8話 邪悪なる計画

キャド・ベイン「元老院ビルの情報を吐き出してね!すぐでいいよ!」

C-3PO「ゆああああっ!!!!電気ビリビリいいいい!!!!!」

「・・・おお・・・ロボットが拷問されるとか・・・すごくシュールだ。」

(´・ω・`)・・・すごくシュールな話だね。ロボットが市場で買い物して、商人にボッタクられたり、身体を清掃するサービスを受けたり、敵に拷問されたりと本当にシュールな話だった。

特にすごいのは拷問で判明した事実・・・C-3POの頭の中はカラッポという脅威!どうやって思考して生きているだ!ってツッコミたくなった。

R2-D2が情報を記録しているそうだけど、本当にどういう構造なのか気になってくるね。二人とも拷問されて情報を奪われた末に、不信に思われないように記憶喪失状態で元の場所に戻したけど、どういう構造のロボットなのか気になってきた。

C-3POと同系統のドロイドがジャバ・ザ・ハットの元でも使われている事を考えるに・・・機密保持に優れた素晴らしいドロイトなのかもしれないね。色んな言語を翻訳できる機能があるって事は、収納したデートを信じれないレベルで暗号化して運用してたりしたら・・・ロマンが溢れてくるよ!

(´・ω・`)あと、ロボットが普通に思考して行動できるって事は、かなり社会が機械化されて合理化されてるっぽいね。分離主義者のドロイドが間抜けなのは、反乱を起こさないように色々と禁止事項が多すぎて、それが枷になっている可能性があると思ったよ!


第9話 ズィロを追え!

サイ「愛しているわ!助けてあげる!・・・ごめんねっ!来世で幸せになってね!」

ズィロ「ありがとううううう!!!!・・・どぼじで裏切るのおおお!!!?!!」

「サイもズィロもお互いがお互いに最初から裏切る気まんまんだったような気がする。サイは最後まで演技してたけど、ズィロはサイが見えていない所で醜い笑顔を浮かべていたし」

今回の話は、1期の最終話の続編だね。ハット一族の犯罪情報を持ちすぎているズィロ・ザ・ハットを制裁するために、ハット一族がズィロを収容所から拉致して・・・ズィロが前の収容所よりも待遇が悪い感じの地下牢に入れられる所がワロタ。

ハット一族はズィロの持っている情報を消去しないと安心できないけど、情報そのものを人質に取られて、ズィロを始末できないところが悔しそうだね。

(´・ω・`)最初から最後までズィロはハット一族の手の平で操られて、予定通りの行動をして殺された訳だけど、ズィロの母親とかが出てくるから個人的には面白い話でした。

それにズィロを追って、ジェダイとキャド・ベインとの壮絶な戦いがあって、お互いに2対2で悪すぎる地形で戦うっていいね!キャドがライトセーバーでは防げない火炎放射器を使っているところが爽快だったよ!ジェダイが防げる武器って基本的にビーム兵器だけみたいなイメージがあるから、本当に危ない武装でした。

(´・ω・`)・・・最後のシーンに、ハット一族の危機を救ったサイに対する報酬が少なすぎるように感じた。賞金稼ぎのキャド・ベインがケース一杯の金塊を貰っていただけに、サイは本当に端金みたいな報酬でズィロを裏切って殺したんだね、


第10話 分離主義者の友

共和国「財政が大変よおおお!!!!!もっともっとお金を借りてクローン兵を増産しないといけないのに財政が破綻しそうだわああああ!!!」

分離主義者「ゆああああっ!戦争が続きすぎて財政が大変だよおおお!!!!ドロイドを使いまくって経費削減しているけど、それでも財政が大変だよおお!!!」

両国の死の商人「そんな事いわずにもっともっと戦争続けてね!たくさんでいいよ!」

「・・・戦争で生まれる莫大な利益のために、両勢力とも大変みたいだね。」

今回は、両国が和平交渉へのテーブルに着ける・・・かもしれない所まで進んだけど、戦争の継続を望む勢力によって、全てが台無しになってしまった話だね。

エネルギー発電所を壊されて、一気に戦争を継続する側が息を吹き返す様は・・・笑うしかないよ!今までの勢いが全て戦争のための政策に使われるとかパドメは涙目だね!とてもゆっくりできるよ!

(´・ω・`)両国とも戦火が広がりすぎて、お金を湯水のように消費し、借金してまで戦争しているから本当に大変だね。

でも、戦争をやめようにも戦争そのものが両勢力が利権になってしまって、戦争をやめられないってのが残酷で本当に腐っているなーと思った。

個人的には、パドメが分離主義者勢力の星にいくところが特に斬新でした。ドロイドができるような仕事は全てドロイトに任し、市民は普通に生活しているところを考えると、共和国よりも合理化が進んでいる感じっぽくて面白かったよ!

(´・ω・`)・・・でも、ここまで合理化しちゃったら、人間の仕事もなくなりそうで怖いね。戦争が終わったら、膨大な数の失業者がでるかもしれない。


第11話 平和を求めて

共和国元老院「クローン兵を500万人ほど増産して、分離主義者勢力と戦うよ!だから、お金をたくさん貸してね!法律で金利を高く設定できるようにしたから、銀行の儲けは大きいよ!」

分離主義者勢力「既に300万機のドロイドの大量生産が決定したよ!銀行はもっとお金を貸してね!高利でいいよ!」

インターギャラクティック銀行グループ「お金を貸してあげるよ!・・・年利25%でね!ゲラゲラゲラ!」

オーガナ議員「そんな金利で貸された莫大な借金を返済できる訳ないでしょおおお!!?!!確実に共和国の財政が破綻するわああああ!!!」

元老院「ゆっ?クーロン兵の生産に反対する議員は制裁だよ!その身で反対する愚かさを知ってね!すぐでいいよ!」

「・・・おお・・・もしかけて・・・これって、両勢力を破滅させるために戦争やらしている黒幕がいそうだね。どっちも破滅一直線ですし。」

今回の話は、戦線が拡大するにつれて、共和国も分離主義者勢力も兵力を増強しようと・・・金貸しから大量のお金を借りようとする話だね。この借りる金額と金利設定で共和国の民衆は貧困に喘ぐ事になるから、オーガナ議員が必死に周りの議員を説得したり、金貸しから金利設定を聞いたりして反対へ持ちこもうとするけど、賛成派が雇った暗殺者達が次々と議員を襲ってボコボコにするから、本当に面白い話でした。

民主主義のはずが暴力という恐怖で議会が支配されそうになる所をオーガナ議員の演説で逆転する展開は熱いね!

「真実は高まる恐怖を打ち負かす」っていうセリフがあったけど、この逆転そのものを示しているからスターウォーズは本当に面白いよ!

(´・ω・`)・・・オーガナ議員はすごいなぁ。暗殺者に狙われても、逃げて逃げまくって、本当に逃げてしまうからすごいよ。平和主義者だけど武闘派な所があるしね。

ブログパーツ
カウンター日別表示