ゆっくり戻るよ!


前にゆっくり戻るよ!  次にゆっくり進むよ! 

第17話 「風の海 迷宮の岸」三章


タイキは、ケイキと出会って色々と話を聞き、麒麟の基本を学んでいた。
前回の密漁者さん達は、人狼賢君のおかげで何の問題も発生せずに無事に終了である。

タイキ「どうやったら獣の姿になれるの?」

ケイキ「手足を動かすのと同じくらい自然の事だから、説明なんてできないよっ!
ゆっくりせずに理解してね!他の質問も仏頂面で答えてあげるよ!」

タイキ「ケイキはゆっくりできないいいいいっ!!!
あまりにも仏頂面すぎるよおおおっ!!!質問をすぐに淡々と返してくれるせいで、心が痛いよおおおおっ!!!!
将来的に王様に仕えないといけないし、可愛い女仙達とは離れるのは嫌だよおおおおおおっ!!!!!」

ケイキ「タイキと会話する内に、人に優しくした方がいいという事を学んだよ!
孤独で疲れている主に優しくしてあげないといけないと思ったよ!
これで解決だね!」

先代ケイ王「ゆわあああああぁっ!!!!この孤独な状態でケイキだけが自分の事を考えてくれて最高だよおおおおっ!!!
トテモユックリできるよおおおおおおっ!!!!!
他の女はケイキに色目を使うなああああっ!!!!全員国外追放だよおおおおおおおっ!!!」

ケイキ「ぎゃあああああああああああああっ!!!!!!
優しくしたら、ヤンデレヒロインさんになったああああああああああっ!!!
でも、あんまり後悔はしてないよおおおおおおっ!!!!」


(´・ω・`)タイキと会話する内に、主に優しくした方がいいと思った結果がヤンデレヒロインな有様だよ!

でも、どっちにしろ先代のケイ王って近いうちに破局していたような気がするね。

優しくしなかったら心労で病んで、鬱病になっていただろうし、ケイ国そのものが詰んでた。

(´・ω・`)今回はタイキが将来的に女仙達と離れ離れになる事を知って寂しがる所とかが共感できたよ!

もう、王様に仕える大変生活を想像して、このキャハハ、ウフフフな女性に囲まれた生活を捨てないといけないと思うと大変だね!同情してあげてもいいよ!

ゆっくり戻るよ!
ブログパーツ
前にゆっくり戻るよ!  次にゆっくり進むよ! 

カウンター日別表示