ケイ王には国の事が何にもわからなかった。
何にもわからない状態で判断を迫られて、官吏達の政治闘争に利用されてしまうほどに駄目だった。
悪党官吏「都市の警備よりも、治水工事をやった方がいいよ!
王様が何もわからないなら、自分達が親切に何でもやってあげるよおおおおおおおおおっ!!!
(予算をくすねてあげるよ!)」
ケイ王「よくわかんないから詳しい奴に任せるよっ!
あと、3人の側近官吏さん達に色々と勉強して教わるよ!」
悪党官吏「ゆゆっ?ケイ王を傀儡にするのに邪魔だねっ・・・!
濡れ衣を着せて制裁するよ!制裁っ!
これでケイ王を自由自在に操れるよっ!ゲラゲラゲラっ!」
ケイ王「王様稼業って何なのおおおおっ!?!?!?
誰を信用すればいいのおおおおっ!?!?!?
さきほど仲良く話していたタイシすら、裏切るゲスだったの!?!??!」
一方、鈴はっ!
鈴の上司「目が眩んで、壺をわった?
なら、壺の代金の分までご飯抜きだよ!
仙は餓えても死なないパーフェクトボディだから優しくてごめんねっ!
それが嫌なら断崖絶壁の場所から食材を採取してね!すぐでいいよ!」
鈴「どうしてごんなごとになるのおおおおっ!?!?!
深夜に起こされて、仕事をさせられて、どうしてこんな命掛けの仕事をやらないといけないのおおおっ!?!!
もういやだあああああああああああああああっ!!!!」
玉葉はっ!
皆「「「「「あのキチガイ前王の娘さんだって?
一生苛めてあげるよおおおおっ!!!!
孤児達に親がいないのは前王が全部殺したせいだからだよおおおっ!!!!
その恨みを思い知れえええええええええええっ!!!
この場で殺さないくらいに義理に熱くてごめんねえええええええっ!!!」」」」」
玉葉「どぼじで・・・何も知らなかった私がごんな目にあうのおおおおっ!??!!
一生苛めて虐待されて暮らすのはいやだああああああああああああっ!!!!
私が失った全ての物を持つケイ王が憎いよおおおおおっ!!!!!!!!
あああああああああああああああああああああああああああああああっ!!!」
3人の絶望ストーリーっ!
(´・ω・`)見事なくらいに皆が悩んで苦しみ、玉葉と鈴は命の危機にさらされているね。
いや、ケイ王もこのまま行くと失道しちゃうから死亡しちゃうから、全員が人生の危機って奴か。
3人とも酷い状況で見ていて和むね。
(´・ω・`)今回謀殺されたタイシっていう女性が、かつてのケイ国の官吏の半分が女性だって言っていた上に女性兵士も多いんだね。
妊娠しないから、結婚しても職をやめるなんて事がないから社会的なリスクが少ないんだと思った。